2013年5月31日金曜日

恥は早くかけ

3ヶ月後の発表会に出ることになり、曲が決まり、非常にナイーブな状態になっています。

そして、気づかされました。


恥は、早いうちにかけ。


実はバイオリンを習い始めて1ヶ月も経たない頃、先生に「今度、大人の発表会があるんですけど、出ます?」と言われたのです。

その時は「へ??」とすっとんきょうな声を発して話が終了しました。

あまりにサラッと言われたので冗談半分だと受け止めて、私も「習い始めたばかりで、あり得ない」としか思わなかったので、当たり前のようにお断りしたワケです。


そして今、発表会に出ることになり、しかも難易度の高い曲になってしまって。。。


あの時、もし「面白そう!出ちゃおっかな!」とでも切り返していたとしたらきっと、メリーさんの羊あたりを弾いて「初めての発表会」をクリアできていたのではないかと、今になって想像します。

それが時間が経ってしまってからの「初めての発表会」では、恥も緊張も大きくなるばかりです。


ああ。。。あの時出ていれば。。。


まあ、現実としてあのタイミングで出ようなんて思う人はなかなか居ないと思いますし(まだボーイングの練習しかしていなかった)、当然の反応だったとは思います。


ただ、


チャンスはいつでもそこら辺にあるし、

それを見つけて、活用するのは自分次第だという事を痛感しました。


いつでも、想像力を働かせ、次に活かせる事として捉えることができる。


そういうアンテナを持とうと思った次第であります。



ですから、発表会に出ようか出まいか迷っているような方がいらっしゃいましたら、思い切って出てみる決断をすることをおすすめします。



2013年5月30日木曜日

★レッスン25・・・祝・1巻卒業!!&発表会の曲決定

梅雨入り宣言はまだですが、天気がぐずつく今日この頃。。。
昨日、どうも調弦が狂ってる気がしてチューナーを見たら、やっぱり低くなってる。。。
どうにかしようとして四苦八苦調整してみましたが、なんか更に音がバラバラになってしまったような・・・( 一一)

練習すればする程、ドツボにハマってきた「狩人の合唱」。
多分、調弦する前から私の演奏がおかしいので、合ってるのか合ってないのか分からなくなりました。

はい、それでもレッスンは始まります。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪

私「先生、ねこ好きー?このTシャツ、アホっぽくてかわいいしょ~」
先生「やだ~、かわいい~」

バイオリンに肩当てをつけながらの会話はいつもレッスンとは関係ない話をすることが多いです。

そして先生に楽器をお渡しして調弦していただく間に、弓を張って、教本を譜面台に立てておきます。松脂は、出かける前に塗って来ています。

私「湿気がすごくて調弦がブヨブヨになったので頑張って調整してみたんですけど・・・」
先生「大丈夫な感じだったよ~」

やっぱり調弦より私の「演奏」のほうがメロメロだったらしい。

調弦が終わったところで、
先生「発表会の曲なんだけど・・・」

ウワー、キター(><)

実は、ヴィヴァルディの四季「冬」の第2楽章とかどうでしょう?とメールで質問してみたりしてたのですが、「楽譜を見てみたら移弦が多くてちょっと大変そうだった」らしくて、今回は却下。
ということで先生、改めて3曲選んで来てくださいました。

♪ムーン・リバー(映画音楽ですね)
♪イエスタデイ・ワンス・モア(カーペンターズですね)
♪青春の輝き(カーペンターズの曲で一番好きな曲です)

それぞれの曲の、難所や独特の演奏法を要する箇所など軽く説明を受けます。

「この曲はね、ここで※◎$〠∞★って演奏方法が要るんだけど・・・」(もう忘れた)
「こういうやり方なんだけど・・・」

う~む、あと3ヶ月でできるんだろうか!?
けど先生、いつもの様に「だいじょぶだいじょぶ!」と言うのであとは努力次第ということだろう。。。orz 

この3曲でちょっと考えてみて~、という事になり、ひとまずレッスンに入ります。



♪曲:狩人の合唱

まずは一回独りで弾きます。
指がズルズルと滑ってきて全体的に高くなってしまう今日このごろ。。
後半の「ミレシミレシ」もスムーズに出来る回数が減ってきました。(後退してる・・・)

しかし!ラストの重音は以前よりずっと出るようになりました!
ソコだけは進歩・・・。


ここで新たな演奏記号「テヌート」を書き込まれる。
私「てぬーと?」
先生「そう。この音を充分に弾くって感じね。あとココと、ココ、一旦溜める感じで」

曲を持ち越したら持ち越したで、期間が長くなる分、課題が増えていくのはナゼ?(笑)

ポイント練習をやった後に、仕上げに入ります。
今日こそは!終わらせるべし!( ̄へ ̄)

この曲、ゆっくり弾こうとすると、曲の雰囲気が合わなくなり気分も下がって余計弾きづらくなる気がします。
また、ラルゴの時からそうなのですが、「ピアノに合わせて弾く」のではなく、「ピアノがバイオリンに合わせてくれる」のを意識して弾かないと、どんどんテンポが遅くなって行きます。
なので、「自分が曲を弾くのだ」と気をしっかり持って弾くことにしました。
(それが難しいんですけどね)


前半、なんとかクリア。
テヌート、一応忘れなかった。けど「溜める」はイマイチ。
中盤、強弱はなんとかつけられた。
ミ(A・4)、ラ(D・4)相変わらず届かないまま。
後半の「ミレシ」の連続、グダグダ。
一回目の重音、音小さいけどなんとか出た。
2回目の重音、これもなんとか出た。

やっぱり「ちゃんと」は弾けなかったけども、合格いただきました~!☆

先生が狩人の合唱のページに今日の日付を書き込んでくれ、
「新しいバイオリン教本1」を卒業!と相成りました。


★発表会の曲決まる

1巻が終わったので、2巻をバッグから取り出そうとしたら、間違えて別の楽譜集を引っ張りだしてしまいました。(同じ白い冊子だったので)
すぐに2巻を掴み直したのですが、すかさず先生に「なになにソレ~!」と仰るので、見せました。

もしかして発表会の選曲に使えるかもと思って買った2冊の楽譜集。
発表会に使えなくても、弾いてみたい曲が入っていたので、いつか弾けるようになれたらいいなと思って買いました。

その楽譜集に先生興味津々(笑)
パラパラとめくって、「これいい曲いっぱい入ってるね~!アレンジも良いし。これから選ぼうよ~!」と。

ええっ!せっかく先生が3曲探してきてくださったのに・・・

先生、「コレいけるよ、コレはちょっと難しいかな・・・」とめくっていきます。

そして「これもいける!」と仰ったラフマニノフのヴォカリーズ。

ええっ!?マジすか!!

私「実は、その曲が入ってるからその本買ったんです。。。いつか弾けたらいいなと思って」
先生「これイケるよ、イケるイケる!」


そ・・・・

そぉ~なんですかぁあ~?(*°∀°)=3コーフン


先生「これすっごいいい曲だよねぇ~」
私「だいっっっ好きです」

先生「ホント?じゃー、これにしよう!」


発表会の曲決定。


そして、ひとまず2巻の宿題のト長調音階をおさらいして、早速譜読み開始。

そして、当たり前だけど、いきなりついていけてない・・・orz

「運弓はいいから音だけ拾って行こう」と仰るのですが、そ・・・それが出来てないし(汗)

そして「ここは0で、ここは4だな」と指番号を書き込んでいってくださいます。

そーそーそれ!教本じゃない「楽譜」って"指番号"が書いてないんです!
はぁ~、やっぱりそうやって組み立てていくのね~と。
自分で弾こうとすると、ついラクな方で弾いてしまう。。。

この曲、ちょうど今やっているト長調音階なので、教本2巻から「ここを毎回練習してね」と印をつけてくださいました。

ここで時間切れ。

譜読みをできるところまで進めておくのが宿題です。
楽譜は少しアレンジしてあるし、CDを聴きながら読む、というのはできるだけやめておいてねとのこと。

はいっ、じゃあ、しません!


また、発表会のピアノ伴奏って、

①先生
②ピアノの先生

のどちらかにお願いするそうで、お願いする場合は伴奏代(だっけ?)が別途かかるそうです。
(そもそも参加費がやっぱり要るらしい)

私「イヤ、お金はともかく、先生と一緒に練習するから、先生に伴奏お願いしたいです」
先生「だよね~、それもあるからね。伴奏お願いする場合って、リハーサル2回しかやらないからちょっとね~。じゃあ私が弾くね!」

先生、ありがとう・・・(-人-)

ということで、この本、本体にバイオリン&ピアノの総譜、別冊がバイオリンのパート譜、と分かれているので、本体のほうは先生にお預けしてしまいました。私はパート譜を使って練習します。


先生「いやぁ、発表会の曲も決まってホッとしたね♪」


イヤ、不安が倍増しました。


・・・これから長い3ヶ月になりそうです・・・


♪♪♪♪♪♪♪♪♪

発表会って何人くらいお出になるんですか?と聞いたところ、
「バイオリン科は10人位かな・・・。で、大人の方は・・・もしかしたらツキコさんだけかも・・・。みんな弾けるのにヤダって言うんです~」

が~ん!ひきょうものーー!(for見ず知らずの方々)

み、みんな私より先輩方のハズなのに・・・シクシク。
きっと、超上手い子供達に混ざって一人ヘタな大人が演奏するんだわ・・・しかも無謀な曲を・・・(TT)

そんなんだったら、いっそトップバッターがいいな。。。
その方が聴衆の記憶の残らずに済む気がする。



バイオリンを弾く時の服装

皆さんはレッスンの時、どんな服装をしていますか?
上級者であれば、どんな服を着ていても演奏できると思いますが、どシロウトの私は服の形状によってまったくコンディションが変わります。

と、いうことで私は、下記のような条件で選んでいます。

・襟が無いもの、できるだけデコルテが開いているもの(なるべく首周りに布の無いもの)
・なるべく薄手で身体にピタっとしたもの
・動きやすいもの

なるべくウデのシルエットが見えやすく、構えやフォームの悪いところを先生に見つけやすくしてもらおうという魂胆です。

ちなみに靴は7cmヒールですね。
(それしか持ってないので)

家で練習するときは当然、靴を履いていませんが、なんとなく、靴を履いてる時の方が弾きやすいなと思います。
背筋が伸びるからかな??


そうやって服を選んでいると結局、毎週同じ格好をしている気がします・・・(笑)

そして今日は、落書きみたいな猫がギターをもっているアホっぽいTシャツでレッスンに行って来ました。薄手ではあったけど、やっぱり鎖骨付近の布が邪魔でした。やっぱりなるべく首周りの開いてる服にしようと思います。

2013年5月17日金曜日

★レッスン24・・・人差し指のねじれ


とうとう2巻に突入です!!!

と、華々しく2巻デビューを果たしたかったのですが、

先週のレッスンの終わりに、

地味~に、

それはそれは地味~に、

2巻デビューを果たしたツキコです。


せめて1巻修了の際には、「先生ありがとう!!」「おめでとう!!」みたいになりたいものです。


2巻デビューの模様はと言うと、先週のレッスンの終わりに、

先生「2巻ってあります?」
私「あ、ハイ。一応持っては来ました(ドキドキ)・・・」
先生「おー、じゃ、コレと、コレ。練習してきてね」
私「ハーイ」

と、ページのアタマに2013/5/9~と日付を書き込んでくれたのでした。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪
月曜に行ったコンサートの感想なぞ少しお話したあと、さっそくレッスン開始。


♪曲:狩人の合唱

一回通して弾いたあと、伴奏付きで仕上げに入ります。
伴奏なしで独りで弾いてると、ノリノリで曲の流れも忘れずに弾けるんですが、聞きなれない伴奏が入るとついピアノの余韻の音とかを聞いてしまってテンポが崩れたり、途中で指を間違っちゃったりします。
なんなんでしょうね~(ーー;)

そして、後半の「ミレシミレシ」の繰り返しのところ。
一回目はなんとかクリアできても、2回目になると指が疲れて硬直してしまい、弾けなくなります。
さらに、曲自体を2回目、3回目と弾くうちにますます指が疲れてきてどんどん動かなくなってきます。

そしてそして、最後の重音2種。
D線&A線の重音はまだマシなのですが、
G線&D線の重音がうまく出来ません!

弦も一番遠いトコにあるし、指を立てて弦と弦の間に置くと、どっちの弦も均等に押さえるということができません。。。
指の太い男性などは楽に押さえられるそうですが、女性ではやはりしんどいものなんだそうです。

先生は指が細い方なので、ちょっとズル?をして瞬時に指を移動させて押さえたりする事もあるよ、と仰っていました。
それはそれで難しそう^^;
私は完全に指を立てて押さえずに、少し腹側までつかって押さえる方法で練習することにしました。

そんなこんなで、"仕上げ"達成ならず、次回にもういちど、という事になりました。


◆教本2巻1、2・・・ト長調音階

まずはG線とD線でソラシドレミファ#ソ~♪
これは大丈夫。

次に、D線からE線をつかって同じ音階を。
A線とE線で、今まで離していた2の指を人差し指にくっつけます。

ここで先生に重篤?な問題をご相談。

私、両手の人差し指を子供の頃に突き指して、少し曲がっているというか、ねじれているんです。
パッと見では分からないのですが、人差し指全体が少し太く、指先がねじれています。
太いというのは、むくんでいるような感じで、ギュッと握ると関節にテンションがかかって少し痛いです。A線E線を押さえるときはギュッと縮めるので、少し辛いです。
そして指先のねじれ。
手の平を見た状態で指だけ曲げると、中指~小指の指先はピッタリくっつきますが、人差し指の指先が親指のほうを向いています。
これは、普通の人の指も少しそうなっているのですが、私はそれがもちょっと開いてしまっています。

なので、1の指と2の指をくっつけて弾く、というのが、難しいのです。

衝撃!くっつかない人差し指(笑)



先生に指の状態を見せて説明すると結構ショックだったみたい(笑)
まあでもプロになるワケじゃなし、やってるうちに本能で回避方法でも体得するだろうと思ってますw

そもそもまだ基本としてまず、

「爪を自分の顔側に向けるように置く」事もできていないので、それができたら少しマシになるかも!とその訓練から始めることにしました。

先生、心配させてごめんね^^;


♪♪♪♪♪♪♪♪♪

レッスンはここまで~、ということで、おもむろになげかけられた

先生「発表会の曲、まだ決めてなかったよね」
私「・・・はい、まだです」

えーーーやっぱり出るんだよねーーーー
工エエェェ(´д`)ェェエエ工


9/1に発表会があるので、出るらしいです、私w

考えてみたら6,7,8月と3ヶ月しかないやんけ!
しかも9/1なんてまだ真夏じゃないのよ~(T0T)

先生「どういうのが、いいですか?」

って聞かれても、分かりません!(カンタンなやつを・・・とノドまで出かかったけどさすがにやめた)

大体5分以内の曲か、短い曲なら2曲って感じらしいです。

教本から選ぶか、他から探すか。ムーンリバーみたいなムード音楽みたいなのとか。
弾いてる本人が「つまんない」と思いながら弾く曲は聴いてる方にも伝わってしまうので、自分が気持よく弾ける曲がいいですよとのこと。
う~ん、なるほど、多分ミドルテンポからスローな曲が良さそうです。多分アップテンポだと緊張して弓ハネまくるでしょうからと提案しました。

発表会の話になって途端に気が重くなってきました(笑)

来週は先生の都合によりレッスンはお休み、次回は2週間後となります。



2013年5月15日水曜日

【コンサート】ムター&ストラディバリウス

アンネ=ゾフィー・ムター

クラシックコンサートに行くと渡される、大量の他公演のチラシ。

先日のコンサートでも貰ってきましたが、
ナイロン袋に入ったその束は、薄いハローページほどもあります。

その束の一枚目のチラシ、美女バイオリニストのリサイタル公演。

キャッチは

『ヴァイオリンの女王が3年振りに来日公演!』



ふう~ん、この人が今のトップバイオリニストなんだ~。
なんとなく目を惹いたチラシでしたが、手にとって良く見ることもなく、束のまま置いたままでした。


コンサートの予習のためブックオフで買ったブラームスの「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調」が収録されたCD。
コンサートの翌日の朝、余韻に浸ろうと手にして「あれっ?」

バイオリニストの名前に"アンネ=ゾフィー・ムター"とあるではありませんか!

なんと、知らずに彼女の演奏を気に入ってずっと聴いていたのですね。


なんか


なんか


聴きに行かなければならないのではーーー??


といきなり一方的な運命を感じてチケットぴあサイトへGO!


あーチケットまだあるー。しょーがないなもー(^.^)♪

とチケットを購入してしまったのでした(笑)




ストラディバリウス・サミット・コンサート


そして先ほど、ようやくチラシの束を見てみようと2,3枚めくったところで、

「ストラディバリウス・サミット・コンサート2013」

ぎゃー!またしても罠ーーーー!




5,6年前に一度行った事のあるこの「ストラディバリウス・サミット・コンサート」。
当時の派遣会社が企画に入っていて、優先案内が来て知ったのでした。

世界に10台ほどしかない名器ストラディバリウスばっかり11台集めて行われる名前まんまのコンサートです。

下世話な話、総額90億円を超えるという・・・。


ま・・・また行きたいな・・・。
い、いつだろ・・・?


そぉ~っと公演日を見てみると、

6/1 SOLD OUT
6/3 全席種残りあり
6/6 S席のみ残りあり

6/4にムターの公演に行くので、6/3だと連続になっちゃう。。
6/6はS席のみか。。。
でも6/6の演目のほうが聴きたいな。。。


あーあーあーどうしよう、そうかこれはやめとけってことか、諦めたほうがいいよね。
うーんでも毎年やるわけじゃないしな。


このままではコンサート貧乏になってしまいます!!!

2013年5月14日火曜日

【コンサート】大野和士指揮ウィーン交響楽団&庄司紗矢香

バイオリンを始めてから初めてのコンサートに行って来ました。

2月にチケットをGETしてから待ちに待った紗矢香サマのバイオリンコンチェルト!!

いや~、「勉強になりました」って言えたらいいんですけど、レベル違いすぎてとても言えないww


演目

◆モーツァルト: オペラ『フィガロの結婚』 序曲
◆ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
                  : 交響曲第4番



~公演直前のおはなし~

チケットを買ったあとで引越しし、なんと会場であるサントリーホールまで、事務所から徒歩5分という恵まれた環境になりました(笑)
TシャツGパンで出勤し、夕方、フォーマルに着替えてサントリーホールへGO!

開場まで少し時間があったので、カラヤン広場のバーで一杯。
あ~、至福のひととき~( ´ー`)

開場してから中に入ると・・・アレ??
久々のクラシックコンサートでしたが、来場者が、来場者の服装が・・・


結構汚ない。。。(・・;


年配者の方を中心に、キチンとした服装の方(和装の方も居る)も見受けられるのですが、
でも全体的に、ラフな方が多い気が・・・。
会社帰りのサラリーマンのスーツも多かったのですが、本当に「会社帰り」みたいな感じでヨレヨレ感が。

クラシックコンサートと言っても色々あるので、席によってはそんなに気合を入れる必要はないと思うのですが、今回の公演は一番安い席でもそれなりだし、せめてスマートカジュアルが妥当ではないだろうか。。まあ、いいや。

それから、ホール内のバーカウンター前。
みんな、コーヒーやシャンパンを飲んでくつろいでいる。

そして

パンを食べている。


一瞬、「なにっ?!」と驚いたけど、それはそれは大勢の人たちが、モシャモシャと買ってきたパンを食べているのだ。

たしかに、19時~だと夕飯も間に合わなかったろうし、公演中にお腹が「グー!」と鳴ったらたまらないだろうし、なるほどなぁ。みんなそれを分かって準備してきてるんですね。
まるで戦の前の腹ごしらえのような真剣な面持ちでみんな食べているのです。

私がホール入りする前に飲んだバーの横にパン屋があったのは、そういう需要があったからなんですね(笑)


~コンサートのおはなし~

さあ!いよいよコンサートの始まりです!

楽団員がゾロゾロとステージ上に入って来ます。
いいですねぇ、この雰囲気。

いよっ!待ってましたっ!(^O^)/ピーピー
・・・と心の中で叫びながら上品なフリして拍手で迎えます。

そして指揮者の大野さんが姿を現し、拍手はいっそう大きくなります。
そして大野さんがサッと指揮棒を構えた途端、一瞬にしてピタリと拍手が鳴り止み、

♪1曲目:フィガロの結婚 序曲

パーンと光が弾けるようなオープニングでいきなりテンションが上がります!!
気持ちいい~♪♪♪


なんとも華やかな前菜を堪能し、メインディッシュに移るのであります。

1曲目が終わり一旦ステージを去った大野さんが再び戻ってきました。

そしてその後ろから、とうとう、紗矢香サマの登場です!!


ギャーーーー来たーーーーー!!(=>ω<=)


右肩からお花のフリルがふんだんにあしらわれたワンショルダーのピンクのドレス。
少し髪を切ったのかな?セミロング位の髪をポニーテールにして、とっても可愛らしい。

ホ、、、ホンモノだ、、、!

初めてYoutubeで紗矢香サマを見たときの動画と同じ演目、ブラームス。
直に見れるなんて幸せです。


♪ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

静かに静かに始まり、ブワっと広がりまた遠くへ伸びていく音。
すーごーいー(><)

音の滝のなかへ、紗矢香サマの音色が降臨します。


私の席はステージ左側の2階席から見下ろす位置で、紗矢香サマの右肩の上から楽器全体が見えます。運弓も、指遣いも、よく見える!
なんであんなに指動くのー!

紗矢香サマはもちろんですが、奏者を観察しているとほんと、みんなそれぞれ弾き方が違うんですね。

・楽器を前に突き出すように構える人も居れば、真横に構える人
・大きく身体をゆすりながら弾く人も居れば、ほぼ微動だにせず弾く人
・右足を出している人も居れば、左足を出している人

あんなに密集していて、隣の人に弓がぶつからないのかしら?と思うほどです。

紗矢香サマはというと、時折ピョンと跳ねながら弾くのが印象的でした。
まるで卓球の福原愛ちゃんが、ポイントを取ったあとにピョンと跳ねてポジションに戻る時みたいな?(笑)

オケ全体で、日本人らしき人が4人居ました。
凱旋帰国ですね、観客としても誇らしいですね~。

紗矢香サマはバイオリン協奏曲のあと、バイオリン・アンコールとして

♪マックス・レーガー:プレリュード ト短調
をソロ演奏し、拍手喝采のなかステージを去って行きました。


休憩を挟んで、

♪交響曲第4番

♪アンコール

J.シュトラウスⅡ:ワルツ『春の声』 
J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ 
J.シュトラウスⅡ:『雷鳴と稲妻』

アンコールはノリの良い有名な曲ばかりで会場もノリノリ!

いや~、ええもん聴いた~(*´Д`*)コーコツ

個人的にはパーカッションがとても面白かったです。
あんなにトライアングルをガリガリ鳴らすの初めて見たw


指揮者の大野さん、最後にステージを去って行くとき、楽団員にパントマイムで

「飲みに行くぞ」

的なしぐさをしていました。(課長とかがよくやるあの仕草です)

さてウィーン交響楽団の皆さんは、あの後六本木のどこへ飲みに行ったのでしょうか。

こっそり覗いてみたいですねw



2013年5月10日金曜日

【練習なう】狩人の合唱

普段ワタクシがどの位ヘタヘタ~な感じで練習しているか勇気のある方は聴いてみてください。

・・・イヤ、聴かないでください・・・。


▼【練習なう】狩人の合唱
http://youtu.be/oWZJeH2Fg_4


※一箇所間違えたフレーズを弾いています



2013年5月9日木曜日

★レッスン23・・・狩人の合唱

狩人の合唱・・・。

"狩人のユニゾン"でも"狩人のハモリ"でもなく、狩人の合唱・・・。

そう、兄弟デュオではないのだ。

弓矢を背負って鹿の皮なんか被ったハンター達が獲物を手に酒飲んで合唱してるんだろうか。

バイオリンで弾くとそんな猛々しい感じがしないし出せないのであまり考えないことにする。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪

GWを挟んで2週間ぶりのレッスンです。
練習はほとんど出来てません。。
ちょっとこの数週間、ものすご~く色々あって、ものすご~く色んな事が精いっぱいでした・・・orz

あんまりにも練習できてないので、今日のレッスンはとても緊張しました。


♪曲:狩人の合唱

今日は準備運動なしでいきなり曲~(笑)
さらに今日は1と2の指がやたら開かず、親指が痛いです(;_;)
レッスンでは出だしのとこしかやってないので、通して弾くのは今日が初めてです。

弾きながらこの曲にもまた、先生が色々と"味付け"してくださいます。
曲が長い分、味付けも多くて大変!
逆に、曲が長い分そのまま弾くだけだと素っ気ない感じになっちゃいますもんね。

先生によってこの味付けが変わってくると思うので、色んなバージョンの狩人の合唱が産まれるんでしょうね~♪


●1~2段目
2段目、E線スラーの直後の「ソ」が強くならないように気をつける。
※アップ→ダウンの勢いで強く入ってしまう。
音程がちょいちょいズレてるのを指摘を受けて、伴奏付きで弾いてみます。
最後の一発がキマった( ̄ー ̄)☆

●3~6段目中盤
出だしで音を間違えてました。
1・2段目までのノリで「ミ」から弾き始めていたのが正解は「シ」だった。あっはっは。

音程がメロメロ、練習不足が露呈しまくる・・・。

どうもドが低くなってしまうと思ったら、「小指が邪魔してる」と指摘を受けました。
指を離すときに、ギュっと小指を縮めてしまっていて、他の指も連れていってしまっています。
ウワー!練習不足が本当に祟ったーー!
最近は指板から小指がだいぶ離れなくなってきたと思っていたのに、サボるとまた戻ってしまうのですね。。。

4分音符、2分音符の繰り返しは半弓・全弓をしっかり使って弾くこと。

前半(4段目中盤まで)はフラットに淡々と弾いて、後半(6段目中盤まで)は強弱を繰り返してアクセントをつける。

5段目スラーで始まるミ(A線・4)はフォルテ気味でしっかり弾き始める。

●6段目中盤~のミーミミの繰り返し
段々大きく、クレッシェンド。
全弓をしっかり使ってリズムを刻む。

●7段目出だし
出だしのラ(D線・4)ひと呼吸置いてフォルテ気味でしっかり弾き始める。


●7段目後半のミレシの繰り返し
4分音符は伸ばさず切る。タララー、タララーではなくタララン、タラランと。

●9段目
2分音符が短くなっているので伸ばすこと。

●重音
肘を下げずに上から弾く感じで。
曲を弾き続けた最後なので肘が下がりそうになるのを上げる!

D&A線の重音は、D線の高さに合わせて少し弓を下げる。
G&D&Aの重音は、G&Dは弓を少しだけ⇒D&Aを弾く。


【宿題】教本2巻

課題1、2を練習しておくこと。

⇒前回準備運動で教えてもらった、"正しい"ト長調音階でした。
A線とE線では2の指をくっつける、ってやつですね。

これ、意外に難しいんですが、狩人の合唱の練習でいっぱいいっぱいな気がする・・・。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪

それにしてもこの「新しいバイオリン教本」、良くできてるな~と最近しきりに感心しています。

特に最後の3曲。

この曲がきて、この曲がきて、この曲が弾けるようになるワケねぇ~と。

まだ教本の中盤くらいの頃、最後の曲ってどんなんだろう?と思って弾いてみようとしたときは、
てんで無理でした。ゆっくりでも全然無理。それが順番どおりに練習していくと、自然と弾けるようにできているワケです。ほんとスゴイ。
世に溢れる何十万曲という曲のなかから厳選された曲と、アレンジと、構成。
う~ん、プロってすごい。